Doll†Boy
「三笠君!さっきは本当にありがとうございました!おかげでマジョリカル†ミミちゃん†が見れれます!」
授業が終わりすぐさま三笠君の席へ直行した。

「別に…もう解き終わってたし。もっと勉強したほうがいいんじゃない?えーと…」

三笠君が詰まった。

あっそっか!名前忘れられてるんだった!

「雛!智倉雛!」

改めて自己紹介した。

「じゃあ…智倉…」
三笠君が何か困った顔をして言った。

「雛でいいよ!智倉って呼ばれるの何か馴れてないし!」
まぁ壬沙たちは別だけど…

「わかった…俺も…輝でいいよ。」


三笠君が綺麗な眉を少し曲げてぎこちなく笑った。

これまた予想外!

じゃあ…私、三笠君の事輝君って呼んでいいの!
うっ嬉しすぎる!


「輝君でいいの?!嬉しいー!」

私は目の前に輝君がいるのを忘れて大声で喜んでしまった。


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