僕と彼女。~カノジョノウソ~
あっという間に夜が明けて
クリスマスが日本中にやってきた

『…っ』
目覚ましを止め、起きると携帯が着信を知らせていた

『…はい』
寝ぼけて相手も見ずに電話に出て困った

「ひろと」

懐かしい声だった

< 48 / 56 >

この作品をシェア

pagetop