僕と彼女。~カノジョノウソ~
「私が秋に記憶が消えたのは、多分そのせい。実は私、ひろとと付き合いながらも色んな人と寝てた。」
『は?』
「待って、最後まで聞いて。寂しかったわけでも、ひろとが好きじゃなかったわけでもなくて、お金のためだった。」


しばらくの沈黙。何て返せばいいか、わからなかった

「ある日、自分でわかったの。記憶が消える理由。もし、私の記憶が全て消えたら…ひろとはどう?」

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