君に会えた奇跡

「あたし、今度、JAPNIZのライブに行くんだけど、チケットが、余分にあったから陽子
 一緒に行かない?」

 首をかしげて陽子にきいた。

 「うんうん!♪絶対行く!」

 陽子は、キラキラした瞳とともに、あたしに行った。

 あたしは、こんな陽子を始めてみたので、ちょっと引いてしまった。

 


 {皆さん下校の時間になるので帰りましょう}




 

 「は~ぁぁ」

 あたしは、ベッドにねっころがり、源君の雑誌をみた。








 当日

 「陽子!陽子!こっちこっち!」

 あたしは、迷ってる陽子を見つけ、手を振った。

 「ごめん!人が多くてわかんなかったよ!」

 「しょうがないよ!さっ!行こ!」



 「わ~。人多いい!どこにいい席あるかな?」

 あたしは、首をかしげて陽子にはなしかけた。

 「あれ?あの一番前のセンターあいてない?

 陽子の指先の、ほうをみた。

 「あ!ホントだ!あそこ行こ!」

 「うん!」


 「わ~!いい席とれたね!!!」

 「うん!」

 あたしは、感激のあまり、口に出してしまった!


 


 
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