本物×偽物どっちを選ぶ?







トントン・・・・・・!







『類ー?入るでぇ〜?』


・・・・・・ッ!!


律!!?


バッ!!


俺と雛乃は一気に体を離した







ガチャッ!!







『お〜、雛乃ちゃん居た!早く戻らんと次の授業始まるで?』


律が軽い苦笑いを浮かべながら部屋に入って来た


っ、あぶねぇ〜・・・・・・


どうやらさっきの事は見られてないらしい・・・


・・・・・・律に見付かるとなんかややこしい事になりそうだからな・・・


まぁ、特に特別な理由なんてないけど・・・


『ん?どうしたん?雛乃ちゃん顔、赤いでぇ?』


『あ・・・いや・・・その・・・/////!』


『まぁ、ええけど・・・早く行った方が・・・・・・』


律が時計を指差す


時計が指す針は次の授業まで時間がない


雛乃の顔がサァ・・・と青くなった








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