本物×偽物どっちを選ぶ?


――――――――☆


『ふぁ〜・・・・・・頭重い・・・・・・』


私は保健室に入って、真っ先にベッドにポスッと横になった


誰も居ないのかな?


物音一つしない・・・・・・


独特の消毒液の臭いが私の鼻をかすめる・・・


ベッド、ふかふかだぁ・・・・・・


何か・・・今すぐにでも寝れそう・・・・・・


重力に従って落ちていく瞼・・・・・・


先生居ないけど・・・いいよね・・・・・・


具合悪いのは確かだし・・・・・・


私はそんな事を思いながら深い眠りに落ちていった・・・・・・







いや・・・・・・・・・







落ちようとした







ふわふわと心地好い気持ちが私を襲っていた時
不意に保健室のドアが開いた















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