本物×偽物どっちを選ぶ?



『あ、ああ・・・あの!離して下さい!』



私の腕を掴む手に力が入る・・・



『俺の部屋に行こうよ〜!』


私は必死に抵抗するも、男の力に敵う訳が無い・・・


ズルズルと引きずられる・・・・・・





や、ヤバい!!!





このままじゃ、部屋に連れていかれちゃう!




逃げたいけど、手はガッチリと掴まれてるし・・・


足は怖くてガタガタ震えて使い物にならない・・・





ピンチだよ!!





『ちょっと!離してください!!』


『そんなに警戒しないでよ♪』


チャラ男がニッコリと不気味に笑った


そして・・・・・・






“優しくしてあげるから”奴は最後に私の耳元でそう呟いた





背筋がゾクッとする・・・





もう・・・・・・逃げられない・・・







誰か・・・!









誰か助けて・・・・・・!



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