本物×偽物どっちを選ぶ?



『その子を離してくれますか?先輩?』







・・・・・・・・・っ!!






この安心する声は・・・・・・


間違いない!!!







『律くん!!』







声をしたほうを振り向くと険しい表情で3人組を睨んでる律くんが居た




・・・・・・た、助けに来てくれた・・・


私は安堵のため息をもらす



『先輩、俺の大切な子から離れて下さい』


『あぁ゙?』


3人組は睨みを効かせた目で律くんを睨む


こ・・・恐すぎる・・・


律くんはそんな3人組に負けることなくだんだんと近付いて来る



『やから・・・・・・』




律くんが黒い笑みを浮かべた


近づいて来る足は止まらない・・・


な、なんか・・・すごい迫力・・・・・・




3人組も律くんの迫力にたじろいでる様子・・・


なのにまだ腕を離してはくれない・・・


この人達・・・執着心強すぎ・・・・・・



『・・・そない汚い手で雛乃ちゃんに触んな!!』






ドカッ!





律くんのパンチが私の腕を掴んでいる男の頬に悲痛な音をたて、当たった







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