あなたのことが大好きです!!
☆運命的な出会い!!
朝練が終わって昇降口へ向かった。
マホ「わぁ、みんな来るから中々入れないや(汗)」
朝練は全部活同じ曜日、時間なので朝は昇降口がすごく混む。
チヅ「入れないね。」
ヒナ「いたたっ、押されるーっ!!」
どうしよう。
チャイムに間に合うかな?
春中は『着席チャイム』という決まりがあって、チャイムがなる前に着席をしていなければならない。
マホ「あ〜、どうしよう」
そんな困っているときだった・・・・。
こんな声がしたのは・・・・・。
「たーくやっ!!」
バッ
えっ!?今誰か拓也って言った!!
もしかして拓也先輩!?
でも、朝練やってるとき見つからなかったからもしかしたら違うかも。
私は半信半疑で
声がする方に目をやった。
そしたら・・・・・。
タクヤセンパイ「中に入れねぇんだよ。」
っ!!
拓也先輩が喋ってる!!
タクヤセンパイ「あははっ、これじゃ入れねぇよ。」
わぁっ///
笑った。
あの時のかっこいい笑顔。
また見ることができた。
嬉しいっっ!!
こういうの『運命的な出会い』っていうのかな?
マホ「ふふふ〜んっ♪」
チヅ「真帆、こんな時に・・・。」
ヒナ「何があったんだろっ?」
みんなは騒いでて
私は舞い上がってて
やっと昇降口に入れて、2年生の下駄箱の前を通ったとき、
私に微笑んでいた・・・
・・・拓也先輩に気づきもしなかった。
「・・・どうしたら・・いいんだろ・・・・」
マホ「どうしたら目が合うかなぁ・・・?」
2人で似たことを考えていたんだね。
私たちはこの時・・・。