恋は愛を育む


パクッ
モグモグ



「ん、美味しい」


すっごく美味しいパスタ。
目の前に笑顔の雪兎さん。
何だか幸せでクラクラしそう。


「そう、良かった」



心地良い沈黙の中ゆっくりと食を進め、あっという間になくなった。



「ごちそうさまでした。美味しかった」



「お粗末様でした。お風呂入ったら?」



「え?」



「あれ、ゆきちゃんも小説家ならわかるでしょ?」


ああ、何。定番過ぎてコースには入らないって?



超定番コース〈番外編〉
お泊まり


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