チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「亜矢ちゃん…?」



お酒のせいだけじゃ無い。


理性が途切れて、暴走し始めた。


「ずっと、好きだった。私も……臼井さんの事…好き…。」

「いいの?俺で。
辛くなるのに?
もしかしたら、亜矢を優先出来ない時も有るよ?泣かせるかも……知れない。
そんでも、いいの?」


「いいよ。臼井さんがいいの!!」


行き場のない心と体を、臼井さんが暖かく抱きしめてくれた……。


私達は、行き先の知れない列車に飛び乗った。


地獄に行ってしまうかも知れないけど、私は手に入れたかったんだ……。


臼井 慎太郎という一人の男を……。


こうして私は、誰からも祝福されない恋に堕ちたんだ…。


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