チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
しばらく二人で黙って夜景を見ていた。

そんな中、沈黙を破ったのは臼井さんだった。


「なあ、亜矢ちゃん…亜矢って呼んでいいか?」


突然何だろう?とか思ったけど、すぐに「いいよ。」と返事をした瞬間だった。

柔らかいものが、私の唇に触れた。


「びっくりした…」

キョトンとした私を見て臼井さんが…。

「じゃあ、もう一回ね。」


今度は私も目をつむった。


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