チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「亜矢…。」


そう小さく呟いてキスをされた。


肩まで伸びた私の髪を耳に引っ掛けながらキスを何度もした。


ゆっくり離れる唇。

そっと目を開けると「いい?」
と聞いてきた。


「うん…。」小さく頷いた。


再びエンジンをかけて山道を降りた。


少し車を走らせると一件のホテルが有って、迷う事なくそこに入った。


「この部屋でいい?」


「うん。」


ドアを開けて、中に入った。


< 44 / 179 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop