チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「はい。亜矢の分。これから、何処に行く?飯食いに行くか?」


「ごめん、帰るよ。」


この時の私は、まだ引きずっていた。


道で擦れ違うだけで隠された事を。


「嫁さんに、頼まれた」その一言を。


不倫だから、そんなの当たり前な事で。

当たり前だけど、悔しくて……。


ご飯食べて、喋って、笑う気分じゃない……。


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