チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「亜矢、おっはよぉ~~。」


後ろから抱き着いてきた加奈に、時間が進み出した。




カチッ…カチッ…カチッ………。




「おはよう、加奈。今日も一日、気張るかぁ~~!」


「おおっ!テンション高いねぇ、亜矢は。」


「私は、いつでも元気だよ?」


加奈に笑いかけた。

彼氏と別れた位で、私は泣かない。


今までだって、泣いた事なんかない。


だから………。


私は……泣かない。


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