―――いじめ―――【完結】
「よし!次は何のゲームしよっかあ〜??」

大崎は私から離れて皆に笑いかける。

「あっ……」

仲間に入れて貰えるのかとちょっと期待した私は思わず声を出した。

「じゃあ〜恋バナ!!!」

「きゃー!!」

そんな私の声は全く聞こえない様に、皆は盛り上がっている。

「いいじゃん!せっかくのお泊りなんだからぶっちゃけあおーぜ!」

「えーうち話す事ないよぉ」

「あるくせにぃー!石橋くんとはどうなったのよー?」

「えーー!!それはぁ…」




「………」

まるで私なんて見えてないみたい。

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