―――いじめ―――【完結】
「………何で?」


さっきまでは、こんなに居なかったよね?


…あの、やけにうるさい足音はこれだったんだ


「……いんのは分かってんだよ!!!!」


「!?」


私が呆然としていると、大崎が叫んだ。


「早く…………………さっさと降りてこいよっっ!!!」


ガッシャ


大崎は痺れを切らした様に、階段にあるチェーンを手で引きちぎった。
< 255 / 368 >

この作品をシェア

pagetop