―――いじめ―――【完結】
押されたらもう落ちてしまいそうだ。


「………」


舞は後ろの方で震えいる。


「はい、じゃあ落ちて?」


大崎は私の体を外側に向ける。


「……うわ…」


私は初めて屋上から下を見た。


高い…落ちたら即死だ…


「ほら死ねよ!早く!」


大崎が背中をドンと押す。
< 290 / 368 >

この作品をシェア

pagetop