―――いじめ―――【完結】
「あ…」


舞は大崎の班に移動していて、他の同じ班だった子達はそれぞれ別の班に移動していた。

「…」


私は丸々一班分空いた席に一人で座った。


「あれ…何で桜井の班は一人なんだ?」


先生が近づいて来た。

「先生ー、桜井さん一人が良いらしいですよ」


「昨日言われましたー」


隣で大崎と舞が言った。


「…そうか」


先生は黒板へ戻った。
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