不良な俺様

初日から遅刻なんてごめんだから、あたしはまだ目の醒めてない脳みそをたたき起こすようにして、胃にハンバーグを流し込んだ。








準備をすませ、玄関で真新しいローファーのつま先をトントンと鳴らした。

「いってきまーす」

新しい始まりに期待しながら、あたしは家を出た。


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