白いユキ
自分の気持ちをたしかめないまま
ずっと二人を選ぶのが怖くて
わかっていたのに
気づいていたのに
大切な物は、二つあったから
壊れるのが怖くて
なくすのが怖くて
自分を誤魔化して、偽って、嘘をついて…
そして二人を傷つけている。
こんなひねくれたあたしを、もう好きになんてなってくれないかもしれない。
泣いても泣いても、晴れない気持ちがある。
それに気づいた時
あたしは、いったい誰に後悔しているのか、わかったんだ。
*