白いユキ



「ユキ─…」


「─ンッ…」


耳元て囁く低く甘い声と─

あたしの首筋を這う柔らかなナツの唇に、あたしは我慢ができなくて目を閉じた。


あたしの口から漏れるいやらしい吐息─



ナツと知り合って2年…
この関係も2年…


ナツはあたしの

敏感な所も

急所も

全てお見通しだ─。




そうあたしの{体}の事は全て。







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