白いユキ



あたしは、


ズルい女。


ホントに。





バレなかったら、何をしてもいいわけじゃないのに…




隠し事は、きっと見つかる。



そんなことは、わかっていた。



だけど


言えなかった。






ナツとのことを、やめるなんてことは、考えられなかった。




あたしは、甘いナツとの関係に…




溺れていたんだ。







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