ペロ

ノリコはまた辺りを見渡すと、子犬を抱き抱えた。

子犬は暴れることもなく、腕の中に身を寄せて落ち着いている。

(もう、なんとでもなれ!)

そのままニキロ近く離れた自宅へと、小走りで帰っていった。



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