トップモデルの秘密
「もうバラしちゃえば?」




由真の口を塞いでいた手を離したと同時に放たれた言葉。




「イヤだよ!…お姉ちゃんのようにはなりたくないもん」




「由希さん…大変そうだったもんね」





私には3つ上の姉がいて、
姉も昔はモデルをやってた。

そんなある日…
姉が腕に傷をつけて帰ってきた

理由を聞けば、
姉がモデルをしていることを妬む人達がいて嫌がらせを受けていたとか…。


今はメイクアップアーティストになるために留学してるけど。




私はそんな風になりたくなくて正体を隠すことに決めたんだ。







「大丈夫だと思うけどな…」



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