続きは、このままで…
ううん…、整った容姿だけじゃない・・・
この2人にはきっと、見えない絆があると思う。
惹きつけ合っているから、こんなにもピッタリ合うんだ…。
「蘭さん・・・
貴方を傷つけてしまって、本当にごめんなさい…」
それまでの経緯を話して、すべてを包み隠さず伝えた。
今さら謝罪をしたって、遅い事も許されない事も解ってる。
だけど、精一杯謝りたいって思ったの・・・
「後藤さん・・・
貴方の側近が認めた以上、もう認めざるを得ませんね?
金輪際、欄に近づかないのでしたら、刑事告訴は致しません。
どうなさいますか・・・?」
「っ…、クソッ――」
テーブルを壊す勢いで叩く主様に、終わりが見えてきた。