続きは、このままで…
一年以上前に、佐々木さんという女性とのひと悶着のあと。
すっかり派手だった女性関係を、バッサリと断ち切ってしまった主様。
あんなに欲望任せに女性を蹂躙していた人と、同一人物だとは思えなくて。
陰ながら心配して、それなりに心を痛めていたというのに…。
“とりあえずヤらせろ”
“・・・は?”
それほど彼女に夢中だったのか、それとも女嫌いになったのか。
突然すぎる主様の勝手な命令以来、私には仕事が増えていた。
仕事に身を捧げて生きる事が、私の生き甲斐。
何でも卒なくこなして、立川のご先祖様に倣って生きていく。
主様のお傍で、辛くても構わないから・・・