もう一人のあたし~鏡の世界~
第四章
…ここどこ?

そうだ!由美は?
ガタッ
ズキッ…

「いったぁ…てか手と足縛られてるし」

「由美~!起きてーっていうか生きてる?」

ガタッ

「誰っ?!」

「その声は亜美さん?」


あたしたちだけじゃ無かった…

李久兎くんも連れて来られたんだ…!

「亜美さん…なんでいる「こっちが聞きたいわ!」

「ねぇ、由美は?」

コツ…コツ…
靴音…誰か来る!
ガチャン!

「あら、やっと起きたの?お目覚めの気分はどう?」

「最悪だよ…町田さん」
なんで町田がいるの?周りには…取り巻きと…由美?!

「ゆ…由美!なんで…!」
「由美さん!」


「由美は私のシモベになって下さったのよ。ねぇ由美?」

「はい、美依様。ところでコイツらは?」


「あぁこの方たち?例の処分して欲しい人たちよ」


ボソッ
「亜美さん、由美さんが来たときにこけさせて下さい。俺に良い案があります」



良い案ってなんなの…?
由美は死なないよね?
卑怯だよ…町田!!
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