マリン・ブルー
そう親みたいなことを言うルビーにふふっと笑いながら思った



お母さん‥お父さん‥



優しいふたりの笑顔を思い出し涙が出そうになるのをぐっとこらえ瓶の蓋を開けると一気に口に流し込んだ


その瞬間
体が熱くなっていくのを感じた
そして体の回りを光が包み込んだと思った時にはすでにマリンの意識はなかった

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