マリン・ブルー
「えっ?」



なんであの男がいるわけ?

マリンがじっと男を見つめていると



「勘違いすんなよ!?
俺のせいで死んだなんて恨まれたらたまんねぇから戻ってきただけだかんな!」


少し焦った様子で言うシド



「‥行くとこがないなら暫くうちの船にいればいいって言ってんだよ!」


男の言葉に驚くマリン



「‥いいの?」



「‥あぁ!しょうがねぇからな!」



どうしようもない不安を感じていたマリンは嬉しさが込み上げてきて笑顔でシドを見上げながら言った



「‥ありがとう」


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