マリン・ブルー
!?


「動かないって‥どっか怪我でもしたのか?」




焦って心配そうに駆け寄って来るシドの姿にマリンは少し戸惑った



「えっと‥違うの
もとから‥みたい」



「もとからって‥」



そう呟くシドはどこか悲しそうな顔だったのがマリンは意外に感じた


「‥そうか」



そう言うとシドはマリンの身体をひょいと持ち上げた


それはまさにお姫様だっこ状態でマリンは思わず顔を赤くした



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