マリン・ブルー
そんなことを考えているとローラさんが一着の服を取り出した


「これなら大丈夫かしら?
私が16の時に初めて自分で買った服なのよ♪
なんだか捨てられなくて取っておいたの」



それは白のミニワンピースで、肩の部分はキャミソールタイプになっていて着やすかった



「あらぁ〜よく似合うわ♪」


ローラさんはにこっと笑った


「‥でもいいんですか?そんな大切なもの‥」



私は申し訳なさそうに尋ねた


< 39 / 55 >

この作品をシェア

pagetop