天然水
「上島クンが
告白されてるの見て
どう思った?」


『バレないように
帰ろうと思った。』


「それだけ~?」


『それだけー
達也にどうやって
別れ話しようか
すごく悩んでたからさー
雅紀が告白されてる
ことまで考えてる
場合じゃなかったよ。』


「なあーんだッ」



『でも、バレてた。
帰ろうとしたら
追いかけて来て
そのままファミレスに
連れて行かれた
んだよねー

奢ってくれたから
別によかったん
だけどね?』

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