天然水
「マジ?!
それでどうしたの?」

『何もないよ~
雅紀の家の場所
知ったぐらい?』


「え‥ッ?
家行ったの?!」


『行ってないよ!
帰りに送って
もらったからね?

あそこの郵便局の近くに
マンションあるじゃん?
そこだって。』


「ひめの家から
近いじゃん!」


『菜智の家からでも
十分近いじゃん。』


「でもさ、上島クンって
中学菜智らと
違うよね?」


『高校生になってから
こっちに引越して
きたみたいだよ?』


「そうなんだ~」
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