天然水

『本当に?やばいんじゃない?食堂行く?』


「うーん‥ 一緒に行ってくれる?」

『いいよ?』

「じゃあ行く。」

食堂に行くことにした。

ここの学校は朝からクラブ活動が終わる時間まで食堂が開いているから生徒からも人気だ。


食堂までの道には誰もいなかった。

もう朝礼始まってる時間だしね‥


食堂に着くと中に何人か生徒がいた。


「おばちゃん、この弁当ちょうだい。」

雅紀がお弁当を買ってる間、お茶を買うことにした。

「食堂、人いるし上に行こ」

ここは1階が食堂で2階は柔道室になっている。

今の時期はどの学年も柔道室を使わないので1階と2階の間の階段に座ることにした。

『はい、お茶!』

「買ってくれたの?
ありがと!金返すよ」


『いらないよッ
パフェのお礼ね!』


「ありがと!
気がきくじゃん!」


< 124 / 287 >

この作品をシェア

pagetop