天然水

今日も朝いつもより早めに学校へ行く。

雅紀は何時ごろ来てるんだろう。

階段を登ると雅紀がいた

「今日も早いじゃん!
もうちょっと遅かったら寝てたかもー」

『眠いなら寝ていいよ?
私なんてほっといても大丈夫だし!』


「寝ないよ。授業中に寝れるし、」

『旅行、来れるの?』

「行くよ、冗談だとは思うけど留年とか困るしー」

『楽しみだね?』


「ひめの部屋に遊びに行っていい?」

『菜智いるよ?』

「いいよ」

『ふーん?』

「夜中に行くわっ」

『はあ?何言ってんの』

「一緒に寝ようね~?
なんか旅行、楽しみになってきた!」

『え~!!』

「それよりもこれ!
ずっと家に置いてたから忘れてたけど…
返すわ」


『ん?』

なんだろ…


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