天然水
菜智は家に着くまでずっと同じことばかり言っていた。

でも、さすがの菜智も疲れてたみたいだ。

お風呂に入って、菜智の布団をひいて電気を消すとすぐに寝たみたいだ。


『菜智!朝だよ!』

そう言い菜智を起こす。
準備をして、朝ご飯を食べ学校に行く。

「ひめっ ちゃんと上島クンら誘ってね?」

そう言い菜智は教室へ行った。

誘えって‥

そんなことしたら恥ずかしいじゃん!

もし、断られたら‥?

あー どうしよ‥

私って別館の階段登ってるときいつも考えごとしてるよね‥

あ、雅紀だ!

ひまそうにぼーっとしてるし‥

何か子どもみたいっ

かわいい所もあるじゃん

そう思い雅紀を眺めていたら

「そんな所で何してんの」

あ、バレた。


< 136 / 287 >

この作品をシェア

pagetop