天然水

「カンパーイ」

『まだバイト大変?』


「まーだ、なんか揉めてるよ」

『ご飯食べなよ?
私、作りに来ようか?』

「マジ?!じゃあ、冬休み中お願いしよっかな?」

『いいよ!』

「ってか俺たちお互いにアドレスと番号知らないよね?」


『そうだね?中山クンは前に教えてくれたんだけどね。』

「俺、先こされてるじゃん!俺も教えてよ!」


『赤外線で送るよ?』

「ありがとー」

『もう寝ない?
明日やばくなるよ?』

「じゃあ、寂しいから一緒に寝よーね?」

『やだっ』

「むーり ほらっ」

そう言ってベットへ連れていかれた。

ちょっと待って!

えーっ

「電気消すよー」

雅紀、絶対に酔ってる!

1本で酔うとか弱いね‥


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