天然水
菜智と喋っていたら
先生が来た。

「全員来たかぁー?
バス来てるからみんな乗れよー」

そう言ってバスに乗ることにした。

早く起きたせいか
バスの中では私も菜智も寝てしまっていた。

「ひめ!旅館着いたよ」

菜智の声で目が覚めた。

「今日から29日まで菜智ら貸し切りだって!すごくない?!どの部屋でもいいんだって!」

『そうなんだ~』

そう言うと菜智は

「中山クン、上島クン!
部屋、隣にしよ~
ってか一緒の部屋にしちゃう?!」

『菜智!あんた何言ってんのよ!』

「俺は、ひめと一緒ならいいよ!」

って雅紀まで何言ってんの?!


「俺もいいよ?」


中山クンまで…

「もしかして、
ひめ、やらしいこと考えてない?!」

雅紀が意地悪そうに言う。

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