天然水

次の日もバイトだった。

その後スーパーに行って買い物をして雅紀の家に行きご飯を作って帰る。

昨日と同じことをしてるのに昨日以上に今日は雅紀のことが気になって仕方なかった。


だからなのかもしれない

ちゃんと雅紀の顔が見れなかった。

距離をおくためにも今日もそのまま帰ることにした。

『もう帰るね?』

「もうちょっといて」

え‥

「こんな遅くまでだめだと思うけどいてくれない?1人でいたくないんだ。」

『何かあったの?』


「1人暮らししてからさ
1人がいやになるときが増えた気がする。」


『雅紀って寂しがり屋だね?』

「ひめもじゃん?」


『そんなことないよ?』

「ひめにはさ、菜智チャンがいるから寂しいなんてあんまり感じないかもね?」


< 190 / 287 >

この作品をシェア

pagetop