天然水

「だって寂しいんだもん
菜智ね、彼氏とのことよりもひめや祐希と離れることの方が問題だよ!
ひめは雅紀クンと大学一緒でいいよね!」


『偶然一緒になったの!
最初は一緒なんてすごく嫌だったんだからね?』


なんて話を遅くまでした。

きっと菜智は彼氏の話をする為にわざわざ私の家に泊まりに来てくれたんだろうな。


気がつけば2人とも寝ていた。


次の日菜智は家に帰っていった。

私はひまだったので
雅紀の家に行った。


『雅紀?いる?』


「どうしたの?
まだ昼だし!こんな時間に来るの初めてじゃん」


『昼ご飯食べると思って作りに来たの!家にいてもひまだしね。』


「俺が作ろうか?」

『本当に?!』


「結構うまいよ?」


『じゃあ頼もうかな!』


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