天然水

不思議だね。

さっきまで壊れていいと思ってた関係なのに
今は寂しいよ。


明日から学校が始まるのに1ヶ月近く会えないんだね。

雅紀の腕を掴んだ手が
まだ離せない。


「絶対に帰ってくるから俺を信じて?」


我慢しなきゃ―


『わかった。信じるね』

掴んでいた手を離し、

笑顔で手を振った。


なのに、涙が出てくる…

好きで好きでたまらない


明日、学校だし
もう寝よう。




次の日
今日も寝不足になるかと思ったけど意外と寝れた


いつものように学校へ行く為に家をでる。


40分に着けばいいのに30分に着いちゃったよ…くせになっちゃってたんだね。

ひまだし別館に行こうかな。

別館まで行き階段を登る

懐かしいような気持ちになった。


< 215 / 287 >

この作品をシェア

pagetop