天然水

「どうだろね~
変な噂、流されてるかもよ?」


『そんなの嫌だし…
最悪だな。』

「今、雅紀クンがいないから余計だよね‥
雅紀クンがいたらファンの子達も静かなのに。」



『雅紀が学校に来ないのはあんたのせいなのって言われたよ‥』



「嫉妬って怖いねー」


『はあー どうしよ‥』



「とりあえず明日、学校に行って何かあったらすぐに報告してよ?」


『ありがと!』

「それよりも、
もう2月だね?
14日までに帰ってきたらいいね?」


『14日?
何かあったっけ?』


「えー!
バレンタインデーじゃん!」


『そんなのあったね‥
彼氏にあげるんでしょ?祐希クンはどうするの?』


「彼氏にはあげるけど
祐希のは2人で作ろ~」

『いいよー』

ってか2人からじゃあ、
祐希くんがかわいそうだけどね…


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