天然水
『ホスト‥?』
「先に言っておくけど、
ひめとここで喋るようになってから
誰ともキスもその先のこともしてないからな?」
『信じるよ。』
雅紀の言葉を
受け入れられるなんて思わなかった。
ホストクラブで働いてたって言われても辞めるためなら仕方ないかな?
って思っちゃう。
前はそんな仕事してる人は好きじゃないって思ってたのに‥
「あの日以来、キスしたのはひめだけだから。」
後ろを振り向くと
雅紀が恥ずかしそうな顔をしていた。
『照れてんの?』
「顔見んなって!
話続けるよ?」