天然水

『そういえば、
明日からテストだよ?』


「はあ?!!マジで?」

『本当だよ?』


「俺、やばいじゃん‥」

『ちゃんと授業のノート写しておいたよ!』


そう言って鞄の中から
ノートを出して
雅紀に渡した。


「ありがと!
今日さ、
俺に勉強教えてよ。」

『いいけど、夜?』

「泊まったら?
久しぶりにひめの飯食いたいし!」


『ちゃんと勉強する?
勉強以外でなんか企んでない?怪しいし‥』


「勉強教えてもらって
飯作ってもらって
その後はお楽しみ~」


はあ~?

だからテスト前だって!

私は勉強しなくても
テスト大丈夫だけど

雅紀、授業
受けてないじゃん‥‥



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