天然水
「どうせ授業中に寝てたんだろ?」
雅紀が笑いながら言う。
「寝てねーし!!」
「ウソだ~
爆睡してたじゃん!」
菜智の突っ込まれてるし
やっぱりこの4人でいると楽しいな。
「雅紀クン久しぶりだね!
祐希が寂しがってたよ」
菜智は祐希クンを指差しながら言った。
「祐希ごめんな?
俺…男に興味ないから」
「はぁ~?
寂しがってねーし!
なぁ?ひめチャン?」
『私、知らなーい。』
「ま、1番寂しがってたのはひめだけどね!」
『菜智~!余計なこと言わないでよ!』
「本当のことじゃん~」
みんなの前で
そんなこと言わなくてもいいじゃん!
「雅紀も負けないぐらいひめチャンのこと心配してたけどな?
電話でひめチャンのこと
ばっかり聞いてくるし。俺のことは‥?
って感じだったし!」