天然水
「さっきも言ったけど俺、男に興味ないって‥」
「けど俺ら友達じゃん!
電話出た瞬間からひめチャンのことばっかだし‥」
「いじけるなって!
俺、先生のところ行ってくるわ!
ずっと休んでたしな?」
私達3人に
手を振りながら
雅紀は職員室に行った。
「ラブラブだね~!」
『そんな風に見える?』
「特に雅紀クンがね!
ねー?祐希!」
「久しぶりだよな。
旅行のときよりも楽しそうにしてたし!」
『そうかな?』
「卒業まで1カ月ないけどさ、
4人で楽しもうね!
ひめと雅紀クンが
盛り上がってるときは
菜智と祐希、邪魔かもしれないけどねー」