天然水
「そーいえばさ、明日から修了テストじゃん?
雅紀クン大丈夫なの?」
『私が今日、
教えるつもり!
テスト簡単みたいだから大丈夫だと思うけど‥』
たぶんね…
「大丈夫だよー
ひめと同じ大学ってことは雅紀クンも結構、頭良いんじゃない?」
「あいつ頭良いよ。
授業聞いてるようには見えねーのに!」
頭良いんだ~
なんか意外かも。
「ひめと一緒じゃん!
ひめも授業中ぼーっとしてるの多いよね~」
『1番落ち着くのー』
「あ、先生来たよ!」
そのあとの授業は
いつも通り受けた。
ただいつもと違うのは
休憩時間に当たり前のように雅紀が私の席まで来てくれること。
いつも菜智と祐希クンの3人だったからね。
菜智と祐希クンも
楽しそうだし!
4人が集まるのは
お正月ぶりだなー
お母さんに雅紀が
帰ってきたことを報告しないとね。