天然水

『雅紀ー 次入りなよ』


「やっぱり俺の服じゃ
でかいね?えろいし‥」


でかいのは本当だけど

えろいって…
ちょっと?!!


雅紀は逃げるように
お風呂に入っていった。


気にしてること
言わないでよ!


期待してるわけじゃないんだけどね‥?



私と雅紀って付き合ってるの?


雅紀から好きなんて
言われてないし。

ガチャ

雅紀出てくるの早いし‥


『髪濡れてるよ?』


「めんどくさいー
乾かして?」


なんて雅紀が甘えるから
ついつい、言うこと
聞いちゃうんだよね‥


『仕方ないなぁー
タオル貸して!』



雅紀の髪も乾かし終わり

お茶を飲みながら
またテレビを見ていた。

明日からテストなのにいいのかな?

私は平気だけどね。

雅紀、大丈夫なのかな?


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