天然水

『そろそろ学校行かないと間に合わないよ!』


「ちょっと待って…」


チュッ


不意すぎ…っ

「行こっか!」


そう言って私の手を引っ張って歩き出した。



朝から雅紀にドキドキ
ばっかりしてるよ。


こうやって手を繋いで学校へ行けるなんて、

嬉しいよ。


付き合ってるなら

当たり前の事かもしれないけど、そんな当たり前のことを雅紀とできて
嬉しいよ。


学校に入るとかなり注目されたけどね…


教室に行くと
菜智と祐希クンがいた。


< 269 / 287 >

この作品をシェア

pagetop