天然水
『そろそろ学校行かないと間に合わないよ!』
「ちょっと待って…」
チュッ
不意すぎ…っ
「行こっか!」
そう言って私の手を引っ張って歩き出した。
朝から雅紀にドキドキ
ばっかりしてるよ。
こうやって手を繋いで学校へ行けるなんて、
嬉しいよ。
付き合ってるなら
当たり前の事かもしれないけど、そんな当たり前のことを雅紀とできて
嬉しいよ。
学校に入るとかなり注目されたけどね…
教室に行くと
菜智と祐希クンがいた。